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大乗山 両徳寺

秋の長い一日


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本日は長い一日でした。

まず朝5時過ぎ。つい目が覚めてしまったので、今日のスケジュールを思いながらも起床。

自転車で犀川まで早朝ライドしてきました。家を出たときは暗かったのに、犀川に着いた時はきれいな朝焼け。マジックアワーというんでしょうか。5分くらいの時間でしたが、本当に素晴らしい景色でした。帰り着いた時にはすっかり明るくなります。シャワーを浴びて着替え終わったら子どもたちが起床。家族でお勤めをして、朝食を済ませ、月参りからの午前中はご法事です。法事から納骨を済ますと、あわててお昼ご飯を食べてからお説教に出発。結構ぎりぎりに到着でした。

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今回寄せてもらっているお寺は、高校の同級生のお寺です。実は、同級生のお寺に行くのは初めてなんですよね。昨日から明日までの3日間です。昨日は早く到着したこともあり、気持ちに余裕もあり、またご門徒の皆さんの反応も良いから楽しくお取次ぎできました。今日は、十分に自分の話に向き合えておらず、不完全燃焼の感が残りました。言葉足りてないし、、、、反省です。もう一日あるので、気を引き締めなおして頑張ります。

 

夕方、帰宅後子どもをお風呂に入れて夕食を食べさせながら食べ、夜の壮年会の準備。

19時半から壮年会の例会でした。

正信偈のお勤めの後、まずは振り込め詐欺啓発の話。壮年会の皆さんは法座に来れない方が多いということもあり、デモンストレーションがてら話してみました。ト書きなどをもっておらず、感覚だけで話したので、話が錯綜し、また不十分な話。反省。不慣れな話なので、本番はレジュメぐらい持って臨みます。

 

そして歎異抄の話は、後序に。信心一異のじょう(言爭)論について。あまり時間がなかったので概要だけ話して終わり、次回もう一度丁寧にやり直すことにしたのですが、例会終了後、ほとんどの人が帰った後に、残った3人が信心理解についてのやりとりをしているんです。「自分はこういう風に思っていた」「信心とはこうではないのか」と。もちろんその輪に加わりながらしばらく過ごしたのですが、そのやりとりを見ているだけで嬉しくなります。みな分からないとは言うけれど、それだけ向き合ってくれること自体が本当にうれしいことです。そんなやりとりに元気をもらいながら、「よし、明日も頑張るぞ」と思い、ささやかなご褒美=ビールを一杯飲みながら、この文章を書き終わったら今日のお仕事終了です。

 

お坊さんの、とある一日の過ごし方でした。

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