ここ数日は、駆け回りっぱなしでした。
22日:下関へ午前午後と布教
23日:山口県玖珂へ移動。昼~夜布教
24日:引き続いて朝子ども会に一口法話、引き続いて午前・午後と布教。
帰って夕方会議。夜、雅楽の練習会
25日:築城へ午前・午後と布教。終了後、北豊教区布教団総会へ出席。
26日:午前中、病院へ。午後からは青蓮会主催の勉強会(両徳寺)。夜は京仲組の法中会。
こんな5日間でした。なので更新滞りまくり。
《22日》
下関のこちらのお寺様は、仏婦総会のご縁で毎年お世話になっております。この日の総会でずっとお世話になってきた会長さんが退任ということでした。お疲れさまでした。本当に熱心に活動される方で、そのお姿に頭が下がりました。また次のお方もその熱意を受け継いで活動されることでしょう。大勢の婦人会の方々のお姿にいつも嬉しくなります。
《23日・24日》
玖珂のお寺様は大学院の後輩(年齢は上ですが)が住職のお寺様です。そんなご縁でお招きいただきました。実は住職補任式(就任式)も一緒、住職継職法要も全く同じ日、北海道に布教に行っても顔を合せたりで、ご縁を深く感じます。
補任式の際には3人もの総代さんがついてきており、そんな方はなかなかいないので熱心なことだと思っておりましたが、その話題に法話の中で触れていると、法座終了後に「ご講師さん、私が3人の中の一人です」と話しかけて下さいました。「辛口なことを良く言うけども、やっぱりお寺に対してできることをさせてもらいたいからねえ」とのこと。こんな発言をしてくださる御門徒さんがおられること自体が、お寺の財産です。日曜学校も4月で開講式でしたが、多くの御門徒さんがかかわっておられ、子どももたくさん集まっていました。つくづく良いお寺だなあと思いました。最後には帰り際、参詣者ほぼ全員が見送ってくださり嬉しかったです。
《25日》
築城のお寺様の仏婦総会のご縁。100名を超す参詣者。ありがたいですね。
法座終了後、帰り際に坊守さんが話してくれました。
「今日、9回癌の手術を受けた方が今度10回目の手術を受けるんですが、これが最後になるかなといいながら参られていました。お話し中にその方を見ていましたが、ずっとニコニコしながら聞いておられて、ご縁に遇えて良かったと仰って帰られました」とのこと。こういう話を聞くとほっとします。
浄土真宗のご法義は河の中で溺れたる者に届くみ教え。瀬戸際で生きている人に響かない話ではないはずです。届かなかったらそれは布教使の責任。聴聞の心得に「今日のこのご縁は今生最後と思うべし」とありますが、布教使自身もそこをしっかりと自覚して、法座に臨まねばと改めて気を引き締めなおしたご縁でした。
《26日》
今日の勉強会は正信偈の源信和尚の段。ありがたかった。ほんと。法話に直結する話をたくさん聞いた気がします。もうかききれませんけど。今日聞いたことをまた形にしていきたいなと思いました。