「夜明けの来ない夜はないさ」
ラジオから聞こえてきた松田聖子さんの『瑠璃色の地球』。今まさに響いてくる言葉ですね。よくお参りの道中にラジオを聞いていることがあるのですが、松任谷由美さんの番組に宇宙飛行士の山崎直子さんがゲスト出演していた時に流れてきた曲です。宇宙に行くために訓練を積み重ねる毎日。でも宇宙飛行士の訓練をどれほど受けても、宇宙に行ける保証は誰にもない。そんな先の見えない状況の中で響いてきた歌のようです。今の自分たちの状況を重ね合わせながら聞いてしまいます。
宇宙空間にいる時は変化の少ない毎日。ほとんど変化が感じられない日常だからこそ、植物の微妙な成長などささやかなことを楽しみにしながら過ごしていたそう。私たちも大きな変化、大きな出来事が起こらない日々を過ごしている今だからこそ、日常のささいな出来事の中に秘められた喜びをもう一度再確認できる時なのかもしれませんね。