先月の後半からずっと布教ロードが続いておりましたが、ようやくひと段落しそうです。
前回のブログでは、北海道から帰れるかという話でしたが、実際に帰りは一日延びました。
そして、飛行機欠航で北海道に来られなかった先輩の代わりに一座北海道で勤めてから帰ることになりました。そちらのお寺は若ご院家様を以前より知っておりお世話になっていたのですが、同時に活動熱心なことでも知られていたお寺だったので一度足を運んでみたいと思っておりました。常例法座も大変にぎわっており、ありがたい雰囲気の中勤めることができましたが、法座終了後は円座になって、みなでお茶を頂きながら、今日の法話について、もしくは普段から聞いてみたかった仏教に関する疑問などをぶつける時間がありました。もちろん講師であった私もその場に立ち会い、質問を受けるのですが、今まで経験したことのない時間でしたから、こういうのもいいなぁと思ったことです。いずれまた足を運ぶことになりそうですが、今度はもっとじっくりとお話をきかせていただきたいと思います。
帰宅翌日(土曜日)は犀川でのご縁。毎年ご縁頂いているお寺様です。午前・午後と勤めさせていただいて、夜は壮年会の例会。壮年会は歎異抄の話をしておりますが、今月は先月に引き続いて後序にあります「信心一異のじょう論」の話でした。安心はいただくもので、自らで起こすものではないというところでしょうか。
日曜日は午前ご法事。午後は空いていたのですが、久しぶりに大学時代の友人夫妻が子ども連れで遊びに来てくれました。お互い2児の親になったという事で、情報交換会です。そして夜は再び小倉のお寺様の常例法座のご縁です。依頼で、振り込め詐欺の啓発の話も含めてやってほしいということでしたので、やってみたのですが、なかなかに法話の中に入れ込むのは難しいなと感じました。今週もう一軒同様の依頼があるので、もう少し試行錯誤してみたいと思います。
そういうわけで、今日は婦人会の例会。「還相回向」がテーマの会でした。私がする予定でしたが、疲れてそうに見えたのか、それとも今月一度も法座出向がなくウズウズしていたのか、前住職がすることになりました。婦人会の皆さんも、何か月かに一度は父の方が良いでしょうから、ちょうどよかったかもしれません。怒涛の10月前半が終わろうとしています。
(写真は全て北海道・苫小牧の風景。お寺は立ち寄った一軒です)
ちなみに明日(10/14)、RKBラジオ「開店!ウメ子食堂」に12:30から4~5分間、振り込め詐欺啓発の話で出演させて頂きます。お時間あるお方はどうぞラジオに耳を傾けてください。