19,20日と大分へ布教へ。
いやぁ、道中大変でした。行きは渋滞でひやひや。お昼を食べる時間もなく、からあげをつまんだだけ。帰りは大分道名物、夜・雨・霧の三重苦。行きも帰りも1時間半の距離をもっともっとかかった気がします。そういう肉体疲労に加え、今回の会所は毎月当山にご講義に来て下さっている先生のお寺。若院さんも大学院の先輩。精神的な疲労も高かったのでしょう。普段よりもはるかに疲れた気がします。ただ、本堂でのお取り次ぎは非常にやりやすいものでした。それはご門徒さん方が聞き慣れているから、話しやすい雰囲気を作ってくれているのです。勝手に緊張しておりますが、いつも通りいつも通り。ただ、思うところ色々あって話にちょっと色が付いていた気がします。こういう緊張の場面をくぐりぬけながら、一つひとつのお話しが育っていくのだと思います。最近話し始めたものは、まだ数回ですからね。ちょっとずつ形を変えながら成長していってくれるでしょう。
ちなみに、写真は僕がご讃題で使ったからといって出してきてくれた大江和上の書です。
さて、昨日今日はお隣築城組へ出向。当初はそちらのお彼岸のご縁でしたが、最終的に14日講という地域で百数十年続いてきた講のご縁も併修でありました。なので、地域の住職・坊守さん方も集まってきておられ、両日ともお聴聞され、、、また緊張感の高いお座になってしまいました。また、うちのお寺のご門徒さんも昨日・今日と足を運んでくれました。ありがたいことですね。
今年の春彼岸も残すところあと1か寺。明日明後日と若松に出向して終了です。ここは毎年伺っているので、ホームのような所。のびのびと勤めさせて頂きます。もちろん、適度な緊張感をもって。