土曜日は午前中若婦人会の例会でした。テキストに従って、広くいえば「浄土」をテーマとした章に入りました。浄土というのは浄土真宗の教えにとって肝ではありますが、一番伝えていくのが難しいところでもありましょうか。死と往生とは異なるということ、悲しみの先にこそ受け止められる世界があるということ、お浄土が西方にある心という点をテキストを読みながら味あわさせて頂きました。
土曜の午後、日曜の午後は豊前のお寺様にて秋彼岸・永代経法要のご縁に遇わせて頂きました。5年ぶりのご縁で前回はいらっしゃらなかった若院さん、若坊守さんに二人のお子様を加えて随分とにぎやかなたたずまいになっておりました。今日はお念仏のお心を中心にお取次ぎをさせて頂きましたが、終了後は若院さんから「どうしたらお寺にお参り頂けるだろうか?」という言葉と共に、最近している取り組みのお話を少し聞かせて頂きました。布教に回っていると、そういう各寺院の取り組みのお話を聞かせて頂く、見させていただく機会をちょこちょこと与えて頂けるので、これはありがたいなあと思います。私も考えたことのある取り組みでしたが、一つ来年辺りに行ってみても良いかなぁとお話を聞きながら改めて思わせて頂きました。
ちなみに、こちらの若院さんは来月開催される北豊教区青年布教使布教大会にも出向下さるので、そのご縁に遇わせていただくのをまた楽しみにしております。