写真撮っておりませんが、21日は京仲組の同朋僧侶研修会が広宣寺にて開催。今回は佐賀県の古川潤哉さんを招いての「LGBTから多様性を考える」研修。古川さんは私と一緒に、ご本山の「子ども若者ご縁づくり推進室」の委員で、特に「生きづらさ」を抱える子どもたちへの対応、応答をメインにした部署「思春期・若者支援部会」で活躍されています。普段から地元・佐賀を中心に「生と性と死を考える」講演を、学校等でされており、地元新聞にも良く寄稿されている姿をお見受けします。
今回は、普段ご自身がされている活動全般の紹介、地元中学校などでのダイジェスト講演、加えてLGBTをどのように考えるかという3点でのご講演でした。普段とは違う角度のお話しなので新鮮で、最後までしっかりと聞くことができました。
LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略称です。そこで語っていたのは、彼らは性的指向・嗜好として同性愛なのじゃなく、志向なのだということ。一般的には男性が女性を好きなように、女性が男性を好きなように、本人たちにとっては、それは普通のことで特別な意識をもっている訳ではないので、その事の理解を深めてもらいたいという話しでした。僕自身には友人・知人に何人かLGBTの人はいますが、僕にとっての彼ら・彼女らは特別な人間ではないんですね。友達だから。誰もがそういう感覚でつき合ってくれたらいいと本人たちも思っているし、それが大事なことなのかなと再確認した感じでした。
2月は怒濤の研修ラッシュですが、今月の研修もあと一つ。ようやく2月が終わります^^;