御正忌報恩講が無事に円成しました。3日間に渡り計391名の方が法座に座って下さいました。どこのお寺も参詣者の減少に頭を悩ませている中、微増です^^ありがたいことです。この3日間を準備から支えて下さった、総代・仏婦・仏壮・若婦の皆さま、本当にありがとうございました。
特に大逮夜は良かった。夏のほおずき夜市でスタッフとしてお手伝い頂いている皆さんにもお声掛けをさせて頂いたのですが、多くの方が来てくれて。中には親子連れ、夫婦で、親子兄弟5人でというファミリーもありました。嬉しい限りです。おかげでまず普段にはないくらい若い若いお座になりました。そして皆さんから、「初めて聞いたけど楽しかった」という声多数。そう、お説教は笑いあり、涙あり、楽しいんです。たまに分からないところもありましょうが、少々分からない言葉出てきても、トータルで「楽しい」と感じてもらえたならOKですよね。
夜は子どもたちもいましたが、一生懸命お手伝いをしてくれました。
今回、初めてお会いした方がおりました。ご門徒さんでも、京仲組の他寺院の門徒さんでもない。所属寺がないけれども、最近お寺参りを初められて、お聴聞するのが楽しいと。その方は今回3日間フル参加してくださいましたが、居て下さった時間が長かったので、色々とお話させて頂きました。「自分も最近になってお聴聞し始めたけど、聞きたい人ってもっともっといると思うんですよね」。そんな言葉にこちらが勇気づけられます。ほおずき関係で来てくださった方も、「もっと知りたい。この機会に勉強したい」「お話聞くの好きなんです。もっと機会があれば来ます」と言ってくれたり。ほおずき夜市も門徒の枠を超えて分母を増やせば分子も増えると思って広く門戸を開いた行事として行い始めましたが、法座も声掛けの枠を門徒というくくりにとらわれずに広く声掛けをしていくことが大事だなと改めて痛感します。
来てくれさえすれば、みんな笑顔で過ごせる2時間。来年はもう一度、恒例法座をもっともっと盛り上げていきたいと思った今年の御正忌報恩講でした。
ご参詣くださった皆様、誠にありがとうございました。
今回来られなかった皆さま、次回を楽しみにお待ちしております^^