今日は嬉しいことが一つありました。
先日、紹介したラジオ法話を聞いた神奈川県の方が、喜びのお便りを書いて送ってきてくれたのです。自分自身では不完全燃焼の感がぬぐえない話と思っていても、どこか一か所でもこうして想いを受けとめてくれた方がいるというのは、次への活力となっていきます。ありがたいですね。
さて、今日はお葬儀がありました。それもご自宅で。先日来、コロナウイルスの影響でお葬儀も大人数での開催は難しい状況で、ほぼ20人以下の開催にはなっているのですが、どうせ少人数ならば自宅という選択肢も良いのではないでしょうか。
今回、お葬儀で送らせていただいた方は癌を患っていたようですが、まだしばらくは大丈夫と思っており、だからこそ療養生活が少しでも送りやすいようにと部屋を改装されていたのです。その部屋が完成してわずか数日でご往生されたわけですが、そんな場所だったからこそ遺族の皆さんからしてみたら、「この部屋から送り出してあげたい」という想いもひとしおでした。そんなわけで、葬儀屋さんと3者で相談しながら自宅葬をさせて頂きましたが、斎場でやるほど形式ばらず、自然な空気感の中でお葬儀を勤めることができました。
自宅葬、最近また少しずつ増えてきている気がします。みなさんも、家族・親族だけで行うならば自宅葬も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。