秋の法要が終わりました。
今回は、秋の布教大会という事で、北豊教区内の若手布教使によるリレー法座という形をとりました。1座二人ずつ、1人は京仲組(行橋・京都郡)の若手、もう1人は北九州・田川・築上というよその地域の方という構成で行いました。
まずトップバッターは円成寺衆徒の原英太郎君。私は自坊に帰って12年ですが、彼も私と一緒の時に帰ってきた人間。堂々と話せるようになったなぁと感心。
後半は田川の友末寺住職・戸須智教さん。現在、北豊教区青年布教使の委員長です。私は副委員長なので、随分と懇意にさせてもらってます。ご門徒さんとのやりとりを通してのお取次ぎ。
夜席は、前半大野井の永楽寺若院・森岡一誠くん。私から見たら、直下の後輩ですが、彼も上手に話すようになりました。夜席の二人は光明に寄せてお取次ぎしておりました。
夜席後半は築城組の大野弘信くん。彼は本当に勉強家で、行動範囲も広いのですが、近年布教も志すようになりました。頑張ってほしいです。
2日目朝席の万福寺・花岡唯信くん。最近住職になりました。朝席の二人は言うたら慈悲でしょうか。
朝席後半は門司は仏願寺の住職・谷一宗さん。最近布教使になられました。きれいなお説教です。
昼席前半、門司の浄光寺住職・大沼顕隆くん。私の中学からの同級生です。
「如是」がテーマ。聖道門は行を説いた。浄土門は親を説いた。うん、そうだなと。
最後は、泉の西法寺・西村恭隆さん。ウィスパー説教と言われてましたが、ささやいてました(笑)。最後のお同行さんの話はありがたかったんですよね。
やっぱり親の喜びは、子どもの身の上に現れるというか、子どもの身の上に現れたことを親は自分のこと以上に喜ぶというか、そんなことを感じました。
ちなみに、夜はみんなで打ち上げです。杯を傾けながら、お互いの法話について夜遅くまで(良い意味で)言い合う時間もあり、課題と収穫の多い会になったのではないでしょうか。住職としてはご門徒の皆さんに楽しくお寺参りしてもらいたいという思いがあると同時に、私たち僧侶が切磋琢磨し学び合えるお寺でありたいとも思っています。関わったみんなにとってそんな一歩となっておればなと思います。私も思う事は色々とありました。それは自分なりに布教に活かしていけたらなと思います。ありがとうございました。