今日はお昼から総代さんの寄り合い。数名で、活動計画、予算等についてのお話し合い。そしてここからが本番ですが、新しい総代・世話人さんになってくれそうな方の所へ訪問。一人で話すよりも、相手が知っている総代さんと共にいくことで、より聞く耳をもってもらおうということです。実際、総代会は高齢化が進み、最近は体調不良の方がチラホラ。だからこそ、今の段階で新しい方に入ってもらいたいという所でした。年度末はいつもこんなことを考えてはいましたが、なかなか承諾がもらえなかったのが事実です。しかし、今回はその甲斐もあってか、新しく2名の方が世話人さんになって下さることになりました。ホッとしますし、こういうことが住職としては一番嬉しいことです。お二人ともお寺のことをよく知っている方ですから、一層ありがたいですね。これまでも、これからも共に歩んで参りたいです。
各団体の立て直し急務という状況は、私が住職になってからずっと続いてはいます。声かけはしているつもりですが、なかなか結果がでないのが現状でした。しかしこの年度末、婦人会の方にも3名の方が新しく加わって頂けるとお返事頂きました。勢いそのままに、壮年会や若婦人会も声かけを継続していこうと思います。
蓮如上人は「一宗の繁盛と申すは、人の多く集まり、威の大なる事にてはなく候。一人なりとも、人の、信を取るが、一宗の繁盛に候」(蓮如上人御一代記聞書)と仰られました。大事なことは本当にお念仏慶ぶ人が生まれること。そうすれば、その人に引っ張られて回りにもまたお念仏の輪が広がっていきます。ただ、それには仏法に遇わねばなりません。そのために法座をしています。法座の場が賑やかであればその雰囲気に惹かれてご縁に遇おうという人も増えますが、寂さびとしていればまた人は去っていきます。両徳寺の場合、総代会や婦人会の方の大半が法座に座ってくれるので、どんな法座でも最低限40人近い人が本堂にいてくれます。私も色んな活動をしてお寺の間口を広げようとはしていますが、活動の一番中心はこのみ教えに遇ってもらうこと。それには各団体に所属して頂くことが一番の近道なのです。
うちの総代長が仰います。
「家で、やることもなくぼんやりと過ごしている人はたくさんいる。一遍で良いからお寺に来てくれれば人生が変わるのに・・・」。どうか、一度足をお運び下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
総修永代経法要
4月14日(金)昼席13時~15時、夜席19時30分~21時15分
4月15日(土)朝席9時40分~11時40分、昼席13時~15時
15日はお斎(昼食)もあります。
講師:若林眞人師(大阪府)