今年もまたこの季節でした。
毎年恒例3日間の山籠もりです。今年はお葬儀の関係で初日は参加できず、初日の夕方から合流しました。
安居とは僧侶の勉強会のことで、お釈迦様の国・インドは雨季・乾季のある国です。乾季は国中に僧侶が散らばり、布教伝道していきますが、雨季に出歩くと生き物を殺す(踏みつぶす)かもしれないからと、拠点である祇園精舎等に籠もり、お釈迦様のお説法を聞いていたそうです。その会を安居と言い慣わしました。それに由来し、今でも5~7月にかけて、各地で研鑽の場が設けられます。もちろん、一番大きな場は7月後半のご本山での安居ですが、俵山はその事前学習的な意味合いもあり、6月のこの時期にしているのですね。振り返ってみれば、もう10年来ているのですよね。この10年で成長がみられるかと言えば疑問ですが、厚かましさだけは覚えたようにあります。というのも、会読という問答形式で行う学習。昔は明日当たるとなれば、緊張して眠れない(実際は寝てるけど)などと思っていましたが、最近はなるようにしかならんとあまり考えなくなりました。理由は、絶対当たることがもうわかっているから。それもうしろ~の方で。初日欠席した関係からか、今年は六字釈義が後ろから2番目。三往生義は最終問答者。。。ただ、その辺りで当たる先輩方とも、昔と違ってお話しできるようになったから、また気楽になったのかもしれません。
今年は来月の本山に行きたいと思っているので、いい勉強になりました。いけるかな~?