9月6日から7日にかけて京都のご本山へ。私がかかわっている「子ども・若者ご縁づくり」推進室主催の中央連絡協議会並びに研修会に参加しました。まず6日は連絡協議会。ご本山を中心に行っている今の活動の現況を全国から来ていただいた皆さんに報告&意見聴取です。私の役回りは司会。質疑の時間などは場合によっては沈黙だけが覆うこともありますが、やはり意欲のある皆さんの集まりですので、適度に意見・質問が出てきて、司会としては助かりました。
7日はスキルアップ研修会。自分たち自身のコミュニケーション能力・企画力・発想力を上げるための研修会といったところでしょうか。まずは子ども会について、グループに分かれて現在抱えている課題やお寺ならではの強み出し。次に興味のあるテーマ設定ごとにグループを再編成してどんなアクションを起こすべきか、アクションプラン提案を。
次に若者について。まずは自分たちが目当てとしたい若者像を作り上げ、その人に来てもらうにはどうしたらよいのかというアクションプラン作成。そんな作業をみんなでわちゃわちゃいいながら行いました。時間が細かく区切られているので、まずは思ったことをどんどんと出し合っていこうという雰囲気になります。5~6人ならば、発言しない人もほぼ出てこず(8人くらいになるとあまり喋らない人も出てきます)みんなで作り上げていく感じになります。なかなか面白い研修でしたが、休憩もほぼなく朝から夕方までずっとやっていたので、こんなに疲れる研修も初めてだったかもしれません。
研修は8日まで続いたのですが、先に帰宅し、8日から10日まではお説教へ。小倉の高校同級生のお寺でした。2度目のご縁でしたが、着くなり「先生、楽しみに待ってましたよ」と一声お同行さんが声をかけてきてくれて。うれしいですね。彼岸らしく仏説阿弥陀経をテーマにお浄土を思いながらのお取次ぎをさせていただきました。特に今日(10日)は演台の真ん前に若い方(30代前半)が。ドキッとしますが、よく頷きながら笑いながらお話を聞いてくれて。どれほど伝わったかはわかりませんが、何かうれしかったです。仏教の話は年代問わず伝わる話です。それがなせてなかったとしたらそれは話し手の技量不足の問題であって、仏教がダメなんじゃないんです。
もう一つ。9日の夜は仏壮の例会だったのですが、今回は他寺院の壮年会との合同開催。お互いの活動について語り合い、共に親睦を深めることに。なかなか楽しい夜で、来年はこちらが他所に出向いて行うことになりそうな感じでした。お互いの活動の刺激となれば、という感じです。
この合間に法事も何件もあったので、おなか一杯の9月2週目でした。今週は出ずっぱりでしたが、来週は基本的に当山の法要週ですので、ほぼうちにおります(笑)