11月3日、智紘君の初参式を執り行いました。総代・世話人の皆さんもほぼ全員集合してお祝いしてくれました。みさき・ゆづきの初参式はほぼ二人が泣きっぱなしで進んだ気がしますが、智紘君はいつもニコニコ。穏やかな時間が過ごせました。
初参式とは、お寺への「初参り」の式で、特別何歳で受けないといけないという決まりはありません。日本人は生まれたら宮参り、結婚式はキリスト教、葬儀は仏教とよくわからない役割分担を勝手に決めていますが、阿弥陀様は生まれてから命終わるまでご一緒なんですから、生まれてきた喜びは仏前で報告したいし、命終わった時には仏前でお礼申したいものです。初参式はご門徒内外関わらず、いつでも初参式は執り行いますので、お気軽に尋ねてみてください。最近、前住職が看護学校に倫理を教えに行った関係で、その生徒さんの中にも初参式を両徳寺で受けて下さった方もおりました。考えてみればよく分からない何人かもわからないおじさんに「アーメン」言われて祝福されるのと、子供のころからずっと成長を見守ってきた近所の住職に「結婚おめでとう、良かったなぁ」と言ってもらうのとどちらが本当に嬉しいのか。僕は一軒一軒の家庭と人生を通して向き合い続けていきたいと思っています。生まれたら初参式、結婚は仏前結婚式、命終わるのは葬式と人生の節目の通過儀礼は全て仏教だけでもできます。そういう人生を歩んでくれる人が増えたらうれしいなと思います。
初参式後の一枚。良い雰囲気でしょ^^
ちなみに6日は午後から親睦ソフトボール大会@中山グランド。個人的にはボロボロでしたが、チームとしては優勝。ホッとしました。たまにはこんな日もあります。