6月24日~26日にかけて、山口県の俵山に行っておりました。
毎年のことでありますが、ここで開催される俵山相互研鑽会に参加するためです。
数年前までは深川和上ご教化のもと、俵山雨季安居として開催されていました。和上のご往生を受け、一旦は中断されたものの、和上を慕う者、学問研鑚を積みたい者等が集まって、名称を変え再開したのです。研鑚会になって2回目の開催です。
(会場の光摂坊)
今回は総勢70名近くの参加があったでしょうか。講師は岡村謙英輔教、稲田靜眞輔教、森慶樹輔教の3名が講義を担当してくださいました。講義内容と会読(問答)テーマは共通で、「歓喜初後」「法界身義」というもの。
今回は初日。二日目と各論題の会読にあたりました。勉強不足で、十分に義を進めることができず情けないことでありますが、そういう思いをするからもう一度頑張ろうと思うものです。来年こそは・・・毎年同じことを感じます。
そして、3日目はお勤めの調声(導師)にもあたりました。讃仏偈、正信偈、三部経の繰り読みを行います。口馴染んだものが多いとはいえ、大勢の僧侶の前でするとなると緊張します。特に、深川和上はお勤めに厳しかったので、そのことを思い出しながら精いっぱい勤めさせて頂きました。
三日間大いに学び、語らわせて頂いたことです。
また今回は深川宣暢和上の勧学(最高学位)昇階祝い、長年俵山の事務局をして下さった小川恵真さんの慰労、また新たに学階を取得した方、学階が昇階した方々の昇階祝いを兼ねた祝賀会が開かれました。
共に学ぼうとする仲間がいること、そして頑張りに応じて学階が上がっていく姿をみることは嬉しい事です。共にこれからも研鑚を続けていきたいです。