久しぶりの投稿になってしまいました。ずっと、バタバタと出たり帰ったりの繰り返しで、ブログ更新をする雰囲気にはなかったのです。当山の御正忌がすみましてからは、今度は御正忌の布教に出ていく側でした。先週末は耶馬渓へと参りました。二日とも午前の法事が終わってから慌てて行く感じでしたので、先方にはご迷惑をおかけしましたが、何とか勤めることができました。昼席と夜席の間に少し辺りを回りましたら、臼杵祖山先生の顕彰碑を見つけました。どうやら生家だそうです。
除かるる 身にしあれども み仏の
救いたまへる 恵み尊し
という詩を先輩が教えてくれました。私は臼杵先生には精通していないのですが、以前大分県に布教に行った際に、そちらの住職様から本を頂いておりまして、この機会に一つ読んでみようと思います。
ちなみに、こちらのお寺は8年ぶりに行ったのです。ということは、前回は20代でした。その時はありがたくも厳しいご指導を頂きましたが、今回はご院家さまから「随分と話しぶりが変わったねえ」と言われました。自分自身では自分は見えませんから、嬉しい一言でした。
今週半ばは、朝倉の方に参らせて頂きました。今年最後のご縁です。最後がぐだぐだになると、残念な気持ちが来年まで残ってしまうので、しっかりとやりきろうと臨みました。有り難いお寺様でしたし、この辺りのお世話になっている先輩方にもお会いでき、尚嬉しいご縁でした。ご住職様、坊守様、本当にありがとうございました。
1ヶ月布教はお休みですが、来年早々には大切なお勤まりがありますので、しっかりと力を溜めておきたいと思います。