本日、お昼より成照星先生をお招きしての秋季彼岸法要が勤まりました。
実は、5月末の降誕会法要以来の法要なんですよね。夏場にほおずき市やらお盆参りがあったので、感覚がぼけていたのですが、今週になり婦人会例会、壮年会例会、そして法要を勤めると日常が戻ってきた感じがします。そうして久しぶり開催の法要、これを待っていたのか初座から多くの参詣者を迎える事ができました。初めてのご縁のかたもいらっしゃいました。住職として嬉しい限りです。
成先生の話は平たいとは言えません。しかし、考えてみれば子どもの頃から学校では分からない話をずっと聞いてきたのです。最初から分かっている人なんていません。お寺もみんな最初があり、その時はみなよく分からなかったと思います。そして何度か座るうちに「なるほど、そういうことか」という気づきがぽつぽつと出てきたというのが実際だと思います。
どうしても私たちは「私の今まで築きあげてきたものさし」で仏教を推し量るのでよく分からないことが多いです。だって、私の今までの常識と違う事を言っているのですから当たり前です。でも、そこを「如是我聞」とまずは聞くことが肝要かと思います。
秋季彼岸法要明日も開催しております。
9月12日朝席9:40~11:40
昼席13:00~15:00
お斎もあります。明日も一日両徳寺でお過ごしください。