今週、16~17日は前住職夫妻引率のもと、京都納骨の旅がありました。数組のご門徒さん方とお預かりしたお骨、無事に納骨して参りました。また、京都の大谷本廟に納骨を希望される方は随時申し出て下さい。来年も行く事はほぼ決定しております。
さて、その間私(住職)たちは、子どもたちと週末の法要にむけて、本堂を中心としたお掃除を行いました。子どもたちにとっては雑巾がけも遊びのうちですが、遊びながらはたらくということは大切だと思います。最近は家庭の中の労働を子どもにさせない所がありますが、仕事している姿を見せておくことの大切さ、子どもであろうと仕事を自分がすることの大切さを幼いうちから感じておくことが大事なことだと感じております。
18、19日と後輩の代理で布教に。前日に言われた話ですが、何時なんどき話をもってこられても、即座に対応できる準備をしておきなさいというのが、我が家の教えです。
19日の布教が終わると博多へ。九州ブロックの布教使研修会が行われていました。合流できたのは懇親会から。これはこれで、九州中の友人・知人が集まっており、お互いの活動近況を話ながら刺激をもらう大切な時間です。
そして今日は朝から研修会に参加。今回のメイン講師は瓜生崇さん。元親鸞会という浄土真宗系新興宗教宗教にいらっしゃった方。以前からSNSなどでお名前は知っており、1度お話を聞いてみたいなとは思っていました。初日不参加だったので、話し半分しか聞けませんでしたが、十分に興味深かったです。そして、私は住職になって数年経ちますが、今辿り着いた想いというのはやはり間違ってないんだなとも思います。
大きなお堂を持たないゼロから始めた方々はハングリーさが違います。私たちはお堂を持っていますが、その中でももっとハングリーになれる事はあるなと。それを明日の法要後から実践してみます。一人一人に誠実に、一つ一つのご縁が最初で最後という心で。
そして、いくつの人相手でも、ぶれる事なくご本願を自信を持って説きつづけるべきだとも語っておられましたが、全く同感です。高校生でも必要としている子の耳にはスッと入っていきます。
そして、何よりも自分自身が聞く人間に。私が聞いて喜んでないものを人に勧められはしません。私自身が聞き喜んでいくこと。その後ろ姿を門徒さん方は見ていますよ、と。自坊ではもちろん全てお聴聞しますが、私自身最近聴聞量が少なくなっているのは感じていたので、グサッときます。
何点もの学びを頂きました。必ず今の活動にバックします。ありがとうございました。
明日から秋の法要です。
10月21日(土)昼席13時 夜席19時半
22日(日)朝席9時40分 昼席13時
講師:村上元師(島根県)
22日はおときもあります。
一座でもぜひご参詣ください。