またまたご無沙汰になってしまいました。

色々とありましたが、何といっても大きな事件は、わたくしが椎間板ヘルニアにかかり、倒れたことでしょうか。１３日のことでした。のたうち回るくらい、寝れないくらい痛くて。翌日になっても改善されないので、病院に電話するともう大きな所で精密検査しなさいとのこと。家からまっすぐ病院に行き、もう痛くて立つことも座ることすらできませんでしたからストレッチャーで玄関から診察室に運んでもらい、、、もう入院して下さいと。で、検査結果は「椎間板ヘルニア」ですね。我慢できない時はいつでも手術しますからという先生の言葉を聞きつつ、痛みに耐える道を選び、結果入院３日目辺りから劇的に症状が回復してきて１週間で無事退院の運びとなりました。病院はいつも見舞う側でした。初めての入院でした。入院して初めて気づく、味わう想いがありますね。これもまた一つの話のタネです（笑）

ただ、この間予定されていた布教や法事、そしてまた葬儀においても多くの方にご迷惑をかけてしまいました。代行をして支えて下さった皆さん、両徳寺を守って下さった皆さん、ありがとうございました。

さて、退院した翌日、早速お説教に行きました。久しぶりに立つ演台（と言っても、１３日以来なので全然空いてないんですけど）は、何とも感慨深いもので、布教の場に立たせて頂けたことの幸せをかみしめながら、初心に返ったような気分で、楽しくお取り次ぎ出来ました。（写真も笑ってますもんね）聞けば、私が以前、本願寺新報に寄稿した法話を読んで声をかけて下さったとのこと。こうして繋がっていくご縁があるのだなと改めて感じ、見てくれている人は良くも悪くも見てくれているのだなと思い新たにさせて頂きました。そして、入院明けで用心を必要としている時期ということもあって、お寺に泊めて頂いたのですが、こうして過ごした住職夫妻との時間は大変素敵な時間でした。これを怪我の功名というのでしょう。頑張って退院した甲斐がありました。

 

布教をしているおかげで、全国各地色んな土地に行き、それぞれの場所で生きている人たちと一期一会の出会いをさせて頂けます。そんな出会いが私の人生を豊にしてくれます。また素敵な人たちに出会えたこと、感謝です。こういう出会いを大切に、一日一日歩んで参ります。休んだおかげで気力・体力みなぎっています。明日も頑張って布教出向してきます。

 

明日は昔なじみの田川のお寺さまです。