こんばんは。
永代経のご案内配りをしていたら、市内のあちこちにきれいな桜が咲いているのがわかります。普段は気づかないんですけどね。というわけで、豊津で撮った一枚です。
さて、今日朝の月参りの一コマです。
今日は金曜日でしたが、ご主人がいらっしゃったので、「今日はお休みですか?」と聞くと、「はい」との返事。ただ、何かもぞもぞしてたと思ったら、「いや~、実はちょいと前に定年を迎えたんですよ」とのことでした。「今日はエイプリルフールだから嘘ついてもいい日なんでしょうけど、黙ってた本当のこと言っちゃいました」。なかなか言い出すタイミングがなかったんでしょうね。
で、その後の話で
「言いにくかったら、平日の時は出てこなかったらばれないんですけどね」というと、
「いるのに出てこないのは、やっぱりご先祖の皆さんに失礼だからできません」とのこと。
「でも、お参りに行っても出てこない人多いですよ。夫婦で押し付け合って。奥さんしか出てこないところは、ご主人がお前にまかせたという感じで出てこないし、逆にご主人しか出てこない家は、奥さんが「あんたの親の命日だから私には関係ないわ」という感じで」
「そうなんですか。いるときはこうやって、一緒に迎えるのが当たり前だと思っていたから」
やっぱりこういうことは、親の姿を見てきたかどうかというのが大事なんだと改めて思います。こちらは同居の家庭でした。法事をしてもお念仏のあふれる中で勤められます。このご縁を大事につないでいきたいです。