今日、午前中は市内西宮市にオープンするシティホールベルコのオープニングレセプションに出席。というのも、支店長が行橋在住の門徒さんなんです^^;レセプションで挨拶した方も門徒さん。皆さん、ご活躍ですね。一応内覧会感覚で出席しましたが、個人的には狭いと感じています。ホールが2つ。一つが一般葬向け60人仕様(最大130人まで拡大可能)。もう一つが家族葬用20人仕様。はっきり言いまして、20人以下の需要なんて行橋では3%程度です。それに対して、60人以上の需要の方が遥かに高い。厳しいことを言いますが、この地域の現状をリサーチしてこの建物を建てたんだろうかと思ってしまいます。小倉や博多の感覚で田舎に出店しても、それが適正数になるとは到底思えません。もちろん130人まで拡張可能ではあるんでしょうが、そうした場合始まるまでに控える空間はなくなります。狭苦しさは否めません。人が集まりそうな方の場合は倦厭されるでしょうね。
ただ、ここだけの問題ではなく、葬儀場は都会の余波からか少人数化を推し進めています。ニーズがそうなっているというんでしょうが、ニーズはもっと大人数のところにあると少なくとも大都会を除いては感じています。だって、地域社会がまだ生きているんですから。なのに、キャパの問題で「もうあそこには声をかけまい」という方向性が進むのではないかと危惧してしまいます。これは葬祭業者にとってもそれは自分で自分の首を絞める行為なのではないでしょうか。ここ5年で急に葬儀場が市内に4件も5件も増えている現状。競争が過剰になると、他店との違いを求めがちになります。そうした時に、お客さんに誠実であることを大切にするということであれば結構ですが、過剰なサービス(必要なサービスではなく)に注力しがちな会社もあります。本分を見失うと、存在意義が問われます。どこの会社もきちんと必要なことだけを行ってほしいですね。ベルコさんにはとりあえず今年の間に1度くらいは行くことがあるでしょう。それまで様子見ですね。
午後は組内・西楽寺前々住様の1周忌のご法事。何か書くつもりでしたが、お斎についたため、頭が真っ白^^;また思い出したら書かせてもらいます。