こんばんは。毎日いくつかの行事があってました。
12日は夜に読書会でした。いつも1冊の本をテーマに何回か続けて読んで、それをたたき台に色々なお話をするのですが、今月は新しい本を決めるということで、恒例のビブリオバトルを開催。みんな自分がお薦めする本、みんなで読みたいと思う本を持ち寄って、一人持ち時間5分のプレゼン大会をするのです。
今回は、そんな本のプレゼンをする中で特に二人の方の人生に触れた思いです。というのも、その本を手に取ることになった経緯がそれぞれにあって、自分が辛い思いを抱えているときに出遇った言葉というのはやっぱり人を支えているんだなって改めて思いました。それを思うと、やっぱり人は言葉に支えられているんですよね。そして同時に、そんな自身の想いをみんなの前で披露してくれるということは、みんなを信用してくれてのことです。長い付き合いの方もいますし、去年からの付き合いの方もいますが、そういう関係性になれていること自体が本当に喜ばしいことだなぁと感じています。みんながお互いの想いを持ち寄って、毎月楽しみに集まってくれている。本当に素敵な会になりました。でも、いつでも新しいご参加は歓迎していますから、興味ある方は一声かけてくださいね。ちなみに、僕は今子どもが小さいので、子育て関係の本から選んでみたんですが、その本が次回のテーマ本になってしまいました。まだ自分も読んでないのに^^;
(今回、バトラーの6人)
13日は婦人会の例会。前回から新しいテキストを使ってのお話。第2回。仏壮でも同じテキストを使っているので、今は婦人会が後追い状態です。ただ同じテキストで話しているのに、合間にさしはさむ自分の例話とかは、自身の感性が変化していくので、変わってるんですよね。面白い。
14日。朝から法事法事法事お斎仏壮例会の一日。
楽しかったのは、2件目のご法事。初七日でしたが、故人の妹さんの独り舞台。この方が本当にありがたい人でした。お姉さんが亡くなる前のエピソードをお話ししてくれて、二人で「お念仏は忘れてないか」「忘れるもんか、ほかのことは忘れてもお念仏は忘れんよ、ナンマンダブナンマンダブ」と教えてくれたり、トイレに行って帰ってくると、「御院家さん、こんなこと聞いたらなんやけど、トイレでお念仏していいもんやろか。申し訳ないとも思うけど、ありがたいなあと思ったら出てくるんでね」などとお話くださいます。法然さまのエピソードを交えて「そりゃもちろん、かまいませんよ。いつでもどこでもです」というお話をさせていただきました。しかし、一人お念仏者がいれば、法事が法事(仏法の事を話し合う場)になるんですよね。おかげで、着いた時から帰る時まで全てが仏トークでした。法事は生存確認の場でも、ご飯を食べにくる場所でもありません。どうぞ、みなさんも法事をお勤めください(笑)
ちなみに、夜は壮年会の例会もありました。お釈迦様の出家~成道前までのお話でした。逆説的に教えられることが色々あったなと思いました。仏教各宗派の中にも、仏教という顔をしながら、お釈迦様が否定された仏教以前の思想たちと同じことをやっているのではないか、と思われる向きがあるなあと、失礼ながら。こういうところに陥ったらいけないのだということを成道前のエピソードは教えてくれているのです。次回はいよいよ成道(お悟りを開く)~初転法輪です。